2012年9月25日火曜日

料理レシピ【芝海老の塩炒め】


調理師専門学校で習った芝海老の塩炒めの料理レシピです。

ポイントは【上漿(シャンジャン or シャンチャン)】です。これは片(ピエン)=薄切り、絲(スー)=細切り、丁(ティン)=サイの目切りなど、小形に切り分けた材料に調味料・卵・でんぷんを加えて混ぜ、下味と薄い膜を付けること。


このシャンチャンをするかしないかで味に雲泥の差が出ますので、ぜひお試しください。


【芝海老の塩炒め】

▼材料(4人分)
<基本材料>
海老 : 100g
葱 : 1/2本
生姜 : 1片
<上漿のための材料>
紹興酒 : 適量
塩 : 適量
胡椒 : 適量
卵白 : 小さじ1

<合わせ調味料>
鶏ガラスープ : 大さじ2
紹興酒 : 小さじ1
塩 : 小さじ1/5程度
砂糖 : 1/5程度
胡椒 : 少々
水溶き片栗粉 : 2〜3滴

【下ごしらえ:海老の上漿の方法】
▼作り方
(1)海老の背ワタを竹串で抜く。
(2)片栗粉、塩を入れて揉み、ぬめり・汚れ・臭いを取る。十分に揉んだら、水で3〜4回洗う。
(3)キッチンペーパーなどで水気をしっかりと取る。
(4)海老をボールに入れ、紹興酒・塩・胡椒、卵白を小さじ1ほどを入れて揉む。
(5)片栗粉を、小さじに2/3程度入れ、揉む。
(6)最後に油を小さじ1程度入れ、全体になじませるように混ぜる。

【調理:仕上げ】
▼作り方
(1)生姜の皮をむき、繊維の方向とは逆に1cm幅の棒状に切る。
(2)葱を1cm幅でななめに切る。
(3)合わせ調味料の材料を混ぜ、用意しておく。
(4)上漿した海老を、全体的に赤くなる程度に油通しする。
(5)フライパンに油をしき、葱と生姜を入れ、香が出るまで炒める。
(6)海老を入れ、全体を炒める。
(7)合わせ調味料を加え、少しとろみが出るくらいまで炒めて出来上がり。

★ポイント
・仕上げの(4)の油通しは火を入れ過ぎないように注意。
・仕上げの(3)の水溶き片栗粉は、片栗粉のままを適量入れてもよい。

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