2012年10月9日火曜日

料理レシピ【ジャガイモのニョッキグラタン】

調理師専門学校で習ったジャガイモのニョッキグラタンの料理レシピです。

【ジャガイモのニョッキグラタンの材料】

▼材料(4人分)

【ジャガイモのニョッキ】
ジャガイモ: 500g
小麦粉 : 200g
玉子 : 1個
塩・こしょう : 適量 

【ベシャメルソース】
バタ−: 40g
小麦粉 : 40g
牛乳 : 600ml
生クリ−ム : 50ml
塩・こしょう : 適量 

【グラタンの具】
ニョッキ: 上記のもの
鶏もも肉 : 2枚
オニオン : 1個
マッシュルーム : 1/4缶
白ワイン : 50ml
ホワイトソース(ベシャメルソース) : 上記のもの
ナツメグ : 少々
チーズ : 60g
粉パルメザン : 10g

▼【ジャガイモのニョッキ】作り方
(1)ジャガイモを縦に1/2に切り、それを1.5cm幅で切る。
(2)"根菜は水から茹でる"ので、ジャガイモを水からボイルする。水には大さじ1の塩を入れる。15分程度煮て、スプーンで簡単に割れるくらいの固さにする。
(3)煮えたらジャガイモを取り出し、水の無い鍋に入れ、火にかける。これで余計な水分を取り、粉吹きイモの状態にする。
(4)ジャガイモを裏ごし(パッセ)する。
(5)裏ごししたジャガイモに、"ふるった"小麦粉を加え、練る。卵を加え、よく手でこねる。
(6)打ち粉をして、板状に伸ばす(2〜3cmの厚さ)。
(7)等間隔に切って、四角い棒状にする(この時の太さは普通のキュウリの半分くらいの太さ)。
(8)丸めて、ひも状にする。それをキューブ型に切る。フォークに乗せ、親指の先で中心を押さえ型を付ける。
(9)ニョッキを1%の塩を入れたたっぷりのお湯でボイルする。
(10)ニョッキが表面に浮いてきたら火が通った合図なので、氷水に揚げる。氷水の中で、表面の打ち粉(ぬめり)をよく取る。

★ポイント
・ニョッキはパスタの一種
・ジャガイモは大地のりんごとも呼ばれる。
・ジャガイモがしばしば飢饉を救ったことから、ジャガイモの料理名には、じゃがいもの栽培を広めた「パルマンティエ」という農学者の名前が入っていることが多い。
・(2)でボイルする時、途中で火を止めないこと。止めるとジャガイモが水を吸って水っぽっくなってしまう。
・(10)で氷水に入れることで、モチモチ感がアップする。


▼【ベシャメルソース】作り方
(1)フライパンを熱し、バターを溶かす。
(2)"ふるった"小麦粉を入れ、弱火でよくかき混ぜる。
(3)鍋ごと氷水を張ったボウルに入れ、牛乳と同じ温度まで冷やす(逆に牛乳をあたためて入れる方法でも良い)
(4)牛乳を分量の5/1程度入れ、ホイッパーで混ぜる(焦げ付かないように、なべ底からよく混ぜる)。
(5)(4)を繰り返し、牛乳を全量入れる(とろとろになるまでよく混ぜる)。
(6)塩・こしょうで味を整える。


★ポイント
・ベシャメルソースの基本的な分量【牛乳1L:バター50g:小麦粉50g】
・このベシャメルソースを使ってカニクリームコロッケなどを作る場合は、上記分量のバター・小麦粉を増やして粘度を上げる。


▼【グラタンと仕上げ】作り方
(1)マッシュルームを薄切り。親指大の角切りにする(玉葱を遷移を断ち切る方向に切って、たまねぎ層でばらけさせ、それを切っていく)。
(3)玉葱をバターでソテーする。玉葱が炒められたら、マッシュルームを加える。
(4)鶏肉を、皮の方を下にして、コマ切れにする(肉の縮みを考慮して大き目に)。
(5)鶏肉を、玉葱とは別のフライパンでこんがりと焼き色が付くまで焼く。8割がた火が通ったら、白ワインを入れる。
(6)鶏肉を(3)に入れる。ベシャメルソースを加え、よく混ぜる。
(7)生クリームを加え、塩・こしょうで味を整えてからニョッキを入れる。
(8)グラタン皿に盛り、粉チーズをまぶし、チーズを粗みじんにしたものをまぶす。
(9)オーブンで焼いて、完成。

★ポイント
・(5)の白ワインは、臭み消しでもある。
・味付けは、気持ち薄めにつける(クリーム系は、口の中での滞在時間が長いため)。


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